税理士神宮寺くららの『あれま⁉️』日誌

-プロ仕様の税金物語へようこそ-

★今日も新人税理士が税務調査に立会います★

22.東京マラソン当たる

ついに当たりました。

これまで何度もハズレた、東京マラソン

 

メールを開いたら、「当選」の文字。

f:id:rarara0001:20180926112213p:plain

瞬間、何これって。

・・そうですか、当選ですか・・・

意外に淡々としてました。

 

でも、今は、東京を走れる❗️喜び。

うれしくて、たくさんメールしました。

 

今年は当たる予感がありました。

 

これを貰ってから、不思議と何だか、いろいろ当たるんだよねー。

 

清宮くんのドラフトグッズ。

f:id:rarara0001:20180926112452j:plain

ドラフトくじを引いた、木田さんの左手タオルです。*1

 

さあ、来年のために・・・

 

1にダイエット

   1キロ痩せたら3分縮まるらしい。

2にストレッチ

   今、アキレス腱が痛い。痛かったら何も出来ないからね。

3に走る

    時間を見つけて、ひたすら走る。

 

だから、

調査の立会いは、しばらく休み?・・・だね。

 

(あれま❗️)

 

*1:日ハムの木田GM補佐が、明石家さんまに言われた「左手」で、早実清宮幸太郎を見事引き当てたことを記念して販売された、ドラフトグッズ。

21.晩夏の怪談

お疲れさまです。

コーヒータイムです。

f:id:rarara0001:20180909135109j:plain

夏の甲子園が終わりました。

やっぱり大阪桐蔭、強かったね。

 

『アゲアゲホイホイ』の話。

テレビ観戦では、ダメですね。

あの躍動感はやっぱりナマでなければね。

 

ところで、『アゲホイ』の省エネバージョン、中京大中京の『わっしょいアゲホイ』知ってます?

モモ上げなしの手だけの動き。

初めて見たけど、

うーむ・・・これはどうかなー。

 

f:id:rarara0001:20180912164515j:plain

 

さて、所長のブログを見てみましょうか。

 

志ん生』の話です。昭和の落語家でしょ。

面白いって言われてもね・・・。

そういえば、たけしが今度、NHK志ん生の役やるんだってね。

チョット楽しみ。

 

今回の税の話も・・・怖い話。

夏の怪談の第2弾のようです。

 

f:id:rarara0001:20180810171947j:plain

 

誰でも知ってる大きな会社です。

 

経理部の中には、税務専門スタッフが社員税理士も含めて7名います。

来週の株主総会の準備も完了し、今日はとりあえずの慰労会です。

 

決算と税務申告の苦労話に花が咲いていたとき、ひとりが浮かぬ顔。

 

(今回、消費税の申告書は誰が提出した?)

 

今日は決算期末から2ヶ月を過ぎた6月10日です。

申告期限は5月末。

一同、静かになり、・・・無言。

 

法人税の申告期限は、株主総会があるので、期限延長して、決算期末から3ヶ月以内(だから6月末)ですが、

消費税は決算期末から2ヶ月以内となっています。

 

次の朝一番で、税務署に申告書を提出しましたが、

結局、期限から10日ほど遅れての申告となりました。

納税は期限内には済んでます。

でも、期限に遅れた申告、いわゆる期限後申告となりました。

 

期限後申告は、加算税というペナルティが課されます。

その金額は、消費税の納める額の5%。

消費税額は100億円、

ということは、・・・

5億円のペナルティ⁉️

 

これは税務スタッフ全員の退職金でも足りない。

 

そんなゾーッとするお話でした。

 

(怖っ❗️)

 

※ 現在は、税制改正により、条件付きではありますが、このようなケースの救済措置ができています。

 

20.完全支配関係の寄附金⭐️⭐️⭐️

くらくらするほど眩しい一日でした。

f:id:rarara0001:20180804101957j:plain

今日の調査立会は、新興のハウスメーカーです。

お値段が少し高いので、ちょっとリッチなお客さんが中心です。

シャープな外観に大きな窓、デザインが売りだけど、この層を微妙にクスぐる手法が巧みですね。

たとえば、完成見学会は紹介客のみに限定したりしてね。

 

ショールームの家具をカンディハウスで揃えるところも、いいセンいってるなーと思いますね。

少し高いけど、手が出ないわけではない。

そのセンスが、この客層に受けるんだろうなー。

 

社員はみんな、接客業のような感じのひとばかりだし、ガテン系のようなひといないもの。

 

調査官が(来た!)

 

「おはようございます。

今日はよろしくお願いします。」

 

特官チームの4人です。

研修中の新人もいるそうだけど、ちょっと多くない?

経理の人も戸惑ってる。何かあったのかと不安そう。

 

「人数が多いので、効率よく調査を行なって、早く終わりたいと考えています。」

特官も気を使ってくれてるんですね。

 

最近、新人が多いと聞いてるけど、同行研修も大変だよね。

・・・・・

調査開始   

f:id:rarara0001:20180601132837j:plain

調査終了

・・・・・

くらら先生、事務所に戻る。

 

「所長、すみません。

非違の指摘を受けました。」

 

「どういう内容?」

 

「寄附金の否認です。

 

調査官の指摘はこうです。

『  当社が支払っている、関係法人であるB社の事務所家賃は、当社が負担すべき費用ではないので、B社への寄附金となる。

当社とB社は、完全支配関係がある法人なので、その全額が損金不算入となる。

 

B社は立ち上げたばかりの法人なので、当社が資金面を含めて支援していたのは事実です。

 

適切な税務処理の指導ができていませんでした。

私のミスです。」

 

「他の法人の費用を負担していたとすれば、特別な理由がない限り、寄附金と認定されてもやむを得ません。

100%グループ内の寄附金については、特別な取扱いもありますね。

グループの出資関係図を見せて下さい。」

 

・・・数分後

f:id:rarara0001:20180806211653j:plain

「当社とB社は、オーナー個人が100%の株式を所有しているんだね。

ということは、個人による完全支配関係なので、寄附金についてはグループ法人税制の適用はないね。

グループ法人税制が適用になるのは、法人による完全支配関係がある場合だけなんだ。

つまりは、全額損金不算入ではなく、通常の損金算入限度額の計算を行うことになるんだよ。

所得が大きいので、限度額計算しても超過額はでないから、増差はないね。

 

調査官、間違ってるね。」

 

「あれま⁉️

 

  

19.真夏の怪談

お疲れさまです。

コーヒーでひと息入れますか。

f:id:rarara0001:20180728113535j:plain

毎日暑さが続いてますが、夏の甲子園がもうすぐです。

各地区の代表校が決まりましたね。

 

今、大ブームの応援、『アゲアゲホイホイ』を知ってます?

「エッサ、エッサー、アゲアゲホイホイ」ってやつ。

 

北海のが凄いとネットで評判。

右足左足を交互に上げ、次に、肩を組んで体を左右に揺らす。

掛け声の力強さと踊りの躍動感・・・

ほんと感動ものです。

 

足上げの主流は、右足2回の左足2回ですが、北海は、交互に4回のパターン。

慣れるまでチョット難しいですが、やってみて下さい。

 

今年の北海は残念ながら、地区大会で負けてしまいました。

でも『アゲホイ』の元祖である報徳学園が、甲子園出場を決めてます。

f:id:rarara0001:20180728113658j:plain

さて、所長のブログです。

 

今回の税の話は・・・怖い話です。

夏の怪談です。

 

f:id:rarara0001:20180801080938j:plain

 

金物を売っている会社でした。

地域に親しまれて50年。

しかし、ホームセンターには勝てず、

潮時との判断で、貸しビル業への転換を図ることにしたそうです。

幸い、立地はいい。

銀行融資を受け、3億円でテナントビルを建設をしました。

ビル建設に係る消費税の還付金を、当座の運転資金とする見込みでした。

 

消費税の還付申告をしたところ、税務署から連絡がありました。

 

申告に誤りがある。

簡易課税なので、消費税の還付はできない。

 

どういうこと?

 

何と相当以前に『簡易課税選択届出書』*1が提出されていました。

おそらく、その当時は簡易課税だったのでしょう。

その後、基準期間の課税売上が適用上限を超えるので、簡易課税ではなく、本則課税での申告をしていました。

 

しかし、今期は基準期間の課税売上が5千万を下回ったため、必然的に届出している簡易課税が適用となり、ビル建設に係る消費税の還付を受けることはできません。

 

簡易課税制度選択不適用届出書』を提出しておれば、何の問題もなかったことでした。

大きなミスです。

税理士に対して損害賠償の請求がされました。

 

(怖っ❗️)

 

*1:簡易課税の適用上限は、平成元年の消費税創設時においては、5億円であったが、その後の改正で4億円、さらに2億円となり、現在は5千万円に引き下げられている。

18.貸倒引当金繰入額⭐️⭐️⭐️

くらくらするほど眩しい一日でした。

f:id:rarara0001:20180728112648j:plain

今日の調査立会は地方の信用金庫。

 

この信金には、素晴らしい理事長秘書さんがいます。

段取りや手配は完璧で、どんなことでも笑顔で瞬時に対応してくれます。

そして周りへの細かい気遣いも忘れません。

 

飛びっきりの美人ではないけれど、気品があって、輝くような笑顔が素敵なアラフォーの女性です。

 

本物の秘書さんって、ほんとカッコいいですね。

 

調査官が(来た!)

 

「おはようございます。

今日はよろしくお願いします。」

 

国税局調査部の二人。

善人そうな主査と、元気な調査官。

 

さっき、秘書さんと一緒にお迎えしたんだけど、主査はどうも秘書さんが気になるみたいで...。

秘書さんの笑顔に魅了されちゃったのかなー。

なんか和やかな雰囲気でいい感じ。

・・・・・

調査開始   

f:id:rarara0001:20180728112800j:plain

調査終了

・・・・・

くらら先生、事務所に戻る。

 

「所長、すみません。

非違の指摘を受けました。」

 

「どういう内容?」

 

「貸倒損失の否認です。

 

調査官の指摘はこうです。

  回収不能として貸倒損失に計上した金銭債権のうち、一部回収の見込みがあるにもかかわらず事実を誤認したものや、全額を回収不能と判断するには根拠がないものがある。

回収不能の貸倒れとするためには、債権の全額が回収不能でなければ、貸倒損失は認められない。

 

経理部長によれば、

会計と税務の貸倒損失計上の時期には大きな差異があり、その判断が難しいのは経営陣も理解しています。

ただ、否認金額が多額になると、理事会での説明が難しく責任問題になるとのことです。

 

部長の抗弁でかなり認めてもらいましたが、それでも結構な額。

 

貸倒損失の判断は、その金融機関独自の特殊事情があるので、信金の判断に任せざるを得ませんが、税理士としてもっと的確なアドバイスをすべきでした。

 

私のミスです。」

 

法人税法で認める貸倒損失は、かなり厳しく限定的で、会計上の判断とは相当異なります。

ただ、事実認定の問題なので、信金側が納得出来る指摘であれば、それはやむを得ないでしょう。

 

指摘された貸倒損失の明細を見せて下さい。」

 

・・・数分後

「借り手が法的整理に入ってたり、手形交換所の取引停止となっている債権ばかりだね。

こういう債権は、最終的には、ほとんどが回収出来ないのが実態なんだけどね。

 

それは別として、このような債権の貸倒損失は、否認されても個別評価金銭債権の貸倒引当金の繰入れとして、50%の損金算入が認められるんだよ。

だから、否認額は半分になるね。

 

調査官、そう言ってなかった?」

 

「あれま⁉️